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  1. グランドマーキー




    角張った従来型からトーラスセダンの兄貴分のようなカタチに、華麗に変身したグランドマーキー。このモデルから伝統のワゴンボディがラインナップから消え、4ドアセダンのみとなった。駆動方式はFR(後輪駆動)で、基本メカニズムそのものは1979(S54)年以来のものをベースにしている。用意されたグレードはGSと上級モデルのLS。パワートレインは、190psの4.6LのV8SOHC+4ATで、デュアルエグゾーストをオプションで選べば210psにパワーアップできた。フォードクラウン・ビクトリアの兄弟車になるが、あちらがパーソナルな大型セダンであったのに対して、グランドマーキーは立派なフロントグリルが付くなどフォーマルな印象が強い。ちなみにクラウンビックは日本に正規輸入されていない。(1991.1)



  2. グランドマーキー






  3. セーブル




    セーブルは、日本でも大ヒットしたフォードトーラスの兄弟車である。インパクトのある流麗なエアロフォルムは、基本的にトーラスと同じもので、フォードが当時積極的に取り組んでいた空力開発の産物だ。トーラス同様にボディバリエーションは4ドアセダンとステーションワゴンの2タイプが用意された。ライトを埋め込んだフロントグリルとガラスエリアがぐるりと囲むキャビンがトーラスセダンとの最大の識別点。搭載されるエンジンはいずれもV6の3.8Lと3Lである。5人乗りのほか、アメリカンセダンらしく前席ベンチシートの6人乗りも用意された。(1989.11)



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