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480
86年のジュネーブショーで衝撃のデビューを飾ったボルボ480。ボルボ車初のFFレイアウトモデルとして誕生、翌年87年には早速市場に投入される。1800ESの流れを汲む特徴的なボディワークは、直線基調で構成された2ボックスデザイン2+2シーターの2ドアクーペスタイルで、一度見ると忘れられないほどアクの強いもの。低く構えたボンネットフードとリトラクタブルヘッドライトは、ボルボの歴史においてはかなりの異端児的存在と言えるであろう。搭載エンジンは2Lの直4DOHCターボで、115psを発生した。(1989.10)
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780
85年にデビューしたボルボのラインナップには珍しいビッグクーペ。北米ではこのボルボクーペがなかなかの好評を博したようで、同市場におけるクーペ需要の高さを物語る。ベースは700シリーズ。760GLEに搭載されていた145psの2.8LのV6SOHCエンジンを搭載する。特徴的なボディワークは、イタリアの名門カロッツェリア、ベルトーネのデザインによるもの。ボルボらしさとイタリアンデザインがマッチした、非常にクリーンなスタイルだ。内装もレザーやウッドなどが上品に配され、高級パーソナルクーペとしては申し分のない出来で、根強い人気を誇る。(1990.10)
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C70
C70シリーズが導入されたのは97年。ベースとなっているのは850シリーズだ。流麗なボディラインのクーペスタイルは、それまでのボルボのイメージを180度変えるものとなった。とはいえ、運転席&サイドエアバッグとABSが標準(助手席エアバッグはオプション)で装備されるなど、ボルボの誇る安全性能の面でも抜かりはない。デビュー当初はハイパフォーマンスバージョンのT-5のみが導入され、パワーユニットとしては、2.3L直5DOHCライトプレッシャーターボエンジンが搭載された。駆動方式はFF(前輪駆動)である。(1999.5)
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C70
小型・軽量タービンを採用した、ライトプレッシャーターボモデルとなる2.4Tを追加導入。また、むち打ち症対策安全シート「WHIPS]と、頭部保護機能を強化したサイドエアバッグが標準装備され、安全性により一層磨きがかかった。(1999.7)
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C70
フロントマスクに、大型アイアンマークを採用するなど、2009年に発表したS60コンセプトに共通するデザインアイコンが採用された。リヤセクションの意匠も一新されている。室内空間においても専用のインストルメントパネルを採用するなど、高級感や、快適性が高められた。(2010.4)